only_skin_deepのブログ

飛ぶ前に見ろ、それができたら嬉しいね。

【東京友人訪問記②】求祈って名付けたのはそういえばあたしだったね

今はなきフロ東で住人だった一人と再会した。上北沢駅にいつものように人間味に欠けた、私に命名された友がそこに立っていた。 2019年付近にTwitterしてたあそこらへんのみんなは、彼の名前など夢に出るほど刷り込まれているだろう。 求祈は私の故人の実父と…

【東京友人訪問記①】中央分離帯フェチな地面師と正しい万ネギの握り方、海を走る電車

16:06発の東北新幹線で大宮に行き、湘南新宿ラインに乗るとその電車は大嘘つきで新宿に停まらなかった。私は退勤ラッシュに揉まれながら東京→新宿→笹塚までなんとか辿り着いた。 これから会う4年来の友人は、自宅の掃除のレベルがどうしても己の及第点に達さ…

【殺人罪のある女性に恋を向けられた冬、わたしは神サマにパイプ椅子を投げた】

まず、今回は純度「100%」の実話である。 前科で殺人という罪のついた女性に恋愛感情を抱かれていた事がある。 それはわたしがまだ10代だったある年の11月〜彼女が消息を断つ翌年の2月頃までだったと記憶している。 私は「殺人」という行為について「情緒が…

今書いている中編小説の冒頭のみ、抜粋

今後、きちんと作品を応募したいため全文を公開することが叶わないが、いま書いている小説の冒頭部分がわたしの個人的な主張とつよく重なるため載せることにする。 こうして縦書きで表示されるだけで随分と文章の持つ雰囲気が変わることがわかる。 このブロ…

【個人的メンタルヘルスの手引き:改❗️】友人、知人、そして画面の向こうで苦しむあなたへ捧ぐ

私がどうやって死に至るわずらいを回避してきたか、以下に綿密に具体的に述べるので、直接全員にずっと付きっきりで介抱することはできないが、少なくとも私はあなた方を救いたいと思っている意思だけでも汲み取ってほしい。目が滑る人は自分にとっての優先…

【超〜〜〜日記🌈(写真5+1枚付き!!☪️)】

⚠️この日記は不思議な事に亡くなった知人が代わりに書いたと思うと全部合点がいく。トンネルで宇多田ヒカルを聴きながら元彼の死んじゃった元カノの子のことを考えた。それはそこら一帯で一番長いトンネルで、丁度終点がギリ見えるけどトンネルの外の景色は…

【あなたへ】舌下/zeccaを冠した理由、四枚の手紙を載せる。

【裏側】ホス狂絶対馬鹿にできない説〜キャバ嬢,ホスト,客からなる夜の夢幻郷に物申す〜

まえがき 今回の記事は、京大で頂き女子りりちゃんnote読書会を開いた時に「りりちゃんはどうして自身もホストクラブという搾取から逃れられなかったのか?」 という男子学生から頂いた質問に対して、きちんとアンサーを返すにはホストクラブ、および夜職に…

【私小説】胡乱な男、毒と煙とチョコレヰト

7から声をかけられた時、最初の一言は「チョコレート味のタバコ、吸った事ある?」だった。 私は当時、精神病院を抜け出して制限時間内に戻ってこれるセブンで買う、所謂“普通”のタバコしか知らなかった。 「いや、無いけど。どこで吸えるの?」 「ここで吸…

【懐古日記】午後10時、地元のセブンと千円札 / 煙男のこと

16歳、ニコ動で唯一お気に入りにしていた歌い手とインターネットの海で偶然の再会を果たす。彼は自身のアカウントを綺麗さっぱり消してしまっていたから、とにかく嬉しかった。 450フォロワーくらいだったそのアカウントは、以前の名前とはまったく異なる…

【散文】これは小説のカタチになれなかった文章のバラバラ

興味対象にされるか、研究対象にされるか、異物を見つめる目で見られるか。 大体がこの3つで収まる生き方だった。 私は0から何かを産むのがなかなか出来なくて、私が書く小説も偶に描く絵ももっと偶に書く詩も、全部が自分の今までこの2つの眼で視て識って…

【私小説】題名は読み終わったあとにあなたが決めてください。

あんなに全てがあって全てを剥ぎ取られたのに、私の全部の組織とレツが癒着し過ぎていたせいで、流れ続けるものが血なのか涙なのか髄液なのかはたまた他の体液なのかもわからないくらいだったあの裂け目を、私は未だにきちんと理解できてないんだと思う。 た…

【記録】元カレ11人魔界転生【デザイナー/俳優/ホスト/エンジニア/依存症施設職員

あー君彼氏居ないの?ダメダメ、売れる子は常に彼氏いるから、と先日勤め先の社長の阿保面の男に曰われた。 さて、私の恋愛遍歴を振り返ろう。今は交際相手は居ないが虹彩が無いとは言わせないぞ、という堅い意志とともに。 まず私は酷い恋愛体質に冒されて…

【日記】猟奇的誕生日の罠(22回目)を終え

森で10人以上で鬼ごっこ等で遊び、 夜に屋上で語らい、バーで乾杯して熱い思想に痺れ、 旧い木造建築の中でセブンのケーキを食べ、蚊取り線香を面で燃やし、 キュビズム展のポストカードを貰い、作者の生存年数の暗算ができずに4つ下の男子学生にプレゼンを…

【私小説】顔と骨のない、私を愛してくれた父に

私が、父親の眠る場所を喪失したことを知ったのは 世界一汚い世界で生きていた時だった。 私の生まれた2002年6月13日の約2ヶ月後、父親(以下、ゆうじパパ)が彼の実家で不審死という形で故人となった。 私の記憶は1歳~しか思い出せないため、ゆうじパパの…