⚠️この日記は不思議な事に亡くなった知人が代わりに書いたと思うと全部合点がいく。トンネルで宇多田ヒカルを聴きながら元彼の死んじゃった元カノの子のことを考えた。それはそこら一帯で一番長いトンネルで、丁度終点がギリ見えるけどトンネルの外の景色はまったく見えない、まるでデッサンのような構図とピッタリ重なったときにコユキちゃんの事をめちゃくちゃ感じた。コユキちゃんの事を思い出したって言おうとしたけど、いま思うとすごく不思議な感覚だった。コユキちゃんについて思い出を振り返るんじゃなくて、コユキちゃんだった。
田舎だからフロントガラスに体をねじって頭をのせてずっと30分間くらい星空を眺めてた。ネガティブな位相じゃなく、本当に死ぬってどういうことか分かる感覚、永く忘れていた感覚。
さっきの続きだが、コユキちゃんのことしか考えられなくなった時にトンネルの中で元カレに「死ぬまでずっと一緒にいよう」と送ってしまった。
私が彼を必要とする理由は、お互い個別的な傷と喪失を携えていて、深刻な苦しみの延長にあるがきちんと生きることを大前提に組み込んで日々を生きている点にある。普段は明朗でお調子者になったりする彼は、私というレンズを通してのみ感じ取れる色を一生抱き続けるべきだし、わたしも彼という人間に投射される光の彩度を何度も確認して振り返りながら進むことが大切なのだ。
と、いう感じに思ってるし普段からこれ以上の修飾語をいれて彼とは話している。だからこそ特異なメッセージだったわけだ。
長いと5時間も6時間も通話してしまうが、今回はすごく短い電話で結論が出た。彼は今頃、ちょっと拗ねてしまった大切な女の子と仲直りして一緒に眠っていることだろう。
〜以下、彼女の書き方で綴られた私の日記にバトンタッチする〜
※何だか今回の文章は終始腑抜け えー、ちょ、やだなー、私小説より散文とか告発文(仮)の方がアクセスが伸びてる、、、まあいっか、どれも私の込めたい同じ信念のホールケーキのピースのひとつだから、、仕方、ない、、、ううーーーと頭を抱えたのは事実。どうか素晴らしき読者諸君よ、わたしの特にこの今から書く駄文を読んだあとにはもう一度小説を読んでください!泣
結構加筆修正は日々おこなっているので前に読んだものとだいぶ異なるモノもたくさんあると思う。感想は適宜まってます!
はてブロってカタチだし、超絶短編じゃないと最後まで読むの大変だろうなーと思って書かないけど私は限りなく透明に近いブルーになるんだ!と思ってちゃんと中編くらいまでにゲラを作るぞ。
どうしても文章にだけ特化して向き合うと何なら心より先に体がイカれてくるな、と気づいてここ数日はとにかく絵を描いてる。
自分はほんとに創作において妥協が嫌いなんだなーと思いつつ、息抜きのつもりで作っていたグスタフクリムトの接吻をなんとか完成させた。(接吻を鑑賞すると頭のなかが落ち着く≠私が再現することが息抜きになることに気づいた時には遅かった)
ほかにはブログのヘッダーを最初からのまんまにしていたので、わたしは狂ったように青が好きなので沢山の青を詰め込んで描いてみました。様々な青の顔が見えて個人的には本当にお気に入りです。これ描いてたら例の如く夜明けてました。
※青への異常執着(知る人ぞ知る、個人的工藤暗殺完遂後の品川駅にて目につく青をつぎつぎと空っぽの死んだ心で購入、押見修造のおかえりアリスの最終巻{それまでの展開は知らない}、ユニクロの青のメンズのセットアップ{パンツはグレーだったの近くのトイレですぐ捨てた}、共用トイレの青のピクトグラムの車椅子マークを持ち帰ってしまう等)
寝食を忘れるって言葉ってマジなんだよなー、現在実家にいるので創作強化月間と銘打ち、とにかく毎日何か作ること、目に見えるアウトプットを続けているとたちまち足が宙に浮いて朝には月が浮かんで夜には太陽が昇ってくる。
命も掛けずして何が書ける/描けるというのでしょうか、と宣うのは許される?
施設にいた頃にエンシュア漬けにされて死ぬ程嫌だったけど、創作してる時に食事や睡眠や排泄は要らないオプションなのでグビグビとエンシュア•ハイを飲んで1日375kcalは最低限厳守して摂るようにしている。去年のように栄養失調から脳萎縮なんて創作の前に最悪すぎる!
この前は原稿の編集をする前に脳がカラカラだなあ、と思って鼻をつまんで氷でキンキンに味を麻痺させてバニラ味のエンシュアを飲み干した。これが作業終了後に私の生命線に関わるんだ!と己で己を脅しながら。
気づいたらなんも食べてなかった、と思うのはダラダラしてる時より寧ろずっと作業してる時。断食という文化があるくらいだから別に平気だろうと高を括っているが、気づいたら何も食べてないな〜が3日続いたので流石にヤバいと思ってリマインダーにセットした。
病弱な深窓の乙女などは知らない。私は自分の脳と身体がパフォーマンス下がるのが耐えられん。とはいえ息を吸わなくても肋が出るようになってきたし、腰骨も普段の1.7倍くらいますます浮き出てしまった。まあ食欲の3ヶ月に一度やってくる波でまた戻るだろう。
体調を崩してまた入院なんて笑えない。フェラーリ買うより病気の方がお金も巻き返すガソリンも入り用になる。
それから、友人と
<[沙羅:ちなみに、この友人とは追記で述べた元彼である]
電話していて気がついたけどこの前は起床して48時間超えで作業し続けていたらしい。睡眠はするべき。なんだかやたら今日は希死念慮と不穏さと気分の沈下がすごいな、、?と思って慌ててレキソタンを飲んだけど、あれは睡眠不足だったな、完全に。大体一年に一回希死念慮が爆発してしまう度に、呪力のおこりみたいな前兆があるのだが、先日それを感じた。まだ前回の自殺未遂から一年も経ってないのに今回は早いな(と言おうとしたが2023年10月25日が最新の入院日なのでそろそろXデーを意識して回避するべきだ、全く危険範囲だった)。友人たちよ、電話取らなかったり連絡返せなくてすまない。いまは貰い鬱の蓋が開いているみたいだ。
近頃はもっぱら作ることが仕事なので、他人と関わる必要がないからストラテラを断薬しているのが関係あるのやもしれん。断薬というより忘却だな。そうやってまた再開するとひどい吐き気に襲われる。仕方ない。ほかふたつが禁忌なのだからストラテラに頑張ってもらうほかない。
最近歯磨きにハマっている。実家のオレンジの歯ブラシの中央に小さなゴムのようなものが付いていて、それで歯がきゅこきゅこ鳴る音が歯から直接脳に響いて心地良い。
(実家に帰ると人間強度がダダ下がりするので、歯ブラシも下着も靴も箸も服も祖母や弟や母のものをごちゃ混ぜに使っている。あのオレンジの歯ブラシはおそらく私の、、だよね?わからん。磨き心地がいいのでこれからも使わせていただく。)
それから実家に帰ると失語症ではないが失語症みたいになってしまう。脳内であらゆる言葉は飛び交うんだけど、それを発声して音として空中に放つのが跳ね返って意味が二重で脳に入ってくるのが煩わしくて仕方ない。おまけに家族はおしゃべりなので私が押し黙っていてもラジオのようにずっと話している。いや、寧ろ不機嫌になられたりするより個人が満足なら話していて貰ったほうがよいのか?
Bluetoothのネックレスタイプのイヤホンは耳への密着率が高くてつけるだけで耳栓になるが、音楽を流すだけでノイキャンを付けていないのにほぼなにも聞こえなくなる。
これは絶対安全圏にいる時はいいが、自宅外だったら人の意見を意図せず無視したりアナウンスを聞き逃したり車に轢かれたりしておかしくないので、そういう時は有線を使う。
凛がいつかくれた有線のApple純正品は、半分壊れかかっていて左右差が激しい。これでずっと使用し続けると確実に聴力がアンバランスになる気がする。と思いながらいつも使う。
音楽家のみなさん、劣悪な再現方法で本当にすみませんと思いながら慣れ親しんだ曲を聴く。
南条あやのことをこの前考えたからか、なんだか軽やかな書きくちになっているな。それからめちゃくちゃ多弁。もしこれゲラだったらとんでもない削り方しなきゃいけない。
いつのまにか夏が終わり窓の外では虫が鳴いている。今日出かけた時にはもう蜻蛉がとんでいた。
私は芸術という天井なしのルートに自分をセットしてGを戦闘機くらいには強くかけて、今日も無事生き延びた。あーあ、今日は星が奇麗だな。これを読んでいるあなたのところからは星は見えますか?昔の人は(※アバウトな範囲設定したけどほんとーーーーに昔のこと)今よりはるかに視力が良かったからもっと無数の星が敷き詰められた世界を見ていたんだろうね。
(ブログのヘッダーにする絵を描いてる時の途中、今日の夜空に似てるから貼っておく)
だから、死んだ人は星になるって言説が生まれたんだと思う。確かに人間の数を覆うくらい本当は星ってとんでも無い数みえるんだもんな。みえてないのは、わたしのせい。
<[沙羅:自身では自身が見えないってこと?]
これから先どうしようかな、永遠にくべられるあなたの喪失という薪で動くエンジン。あかい炎。わたしという存在が記録した永久記憶の再生テープを今日も押して、眠る前はひたすら青くて静かな水深300メートルくらいの海を念じるくらい強く思い浮かべる。急に千歳烏山の友人の部屋の俯瞰図が頭に挿入される。また意識を海に戻す。海だった頃を思い出す。意識が波になって窓からもれていく。遠くで魚が跳ねる音が聴こえる。
あとがき
日記にあとがきはおかしいが、こゆきちゃんのイラストをブログの一番最初に引用させてもらったことを書いておくね。ありがとう。投稿する前に連絡の電話が来たから意図にやっと気づけたよ、察しの悪い奴でごめんね。おやすみなさい。
つけ足し
そういえば悪手な咳喘息のようなものに悩まされており、高校生以来コンタックを久々に今日買ってたんだよね。私はコンタックについて本当に酷いPTSD並のエピソードが山ほどあるので、ダルクを出てからドラッグストアでもインターネットですらもコンタックを見るとフラッシュバックが起きて辛いので永遠にこのまま二度と飲まないと決めていたのに、何故か急に昨日解禁して、トンネルに行くより前の時刻に飲んでる。(勿論キッチリ用法容量は厳守している)あとは最近自分のことを風景にしつつある元彼もいて、こゆきちゃんと親交があった私もいて、役者は揃ってたってことか。なるほどね。おかげで初めてコンタックでいい幻覚が見れたよ。たった1cで幸せにしてくれてありがとう。